キラズ & キラジェンヌ

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最近本棚から引っ張り出してきて久々に見入っているKIRAZの画集。
先日のこのブログでも書いたが、F.P.MのファーストCDでジャケに使われたのは有名。
フランスを代表するイラストレーター。
絵がうまいというのはデッサン力ではないと言うのがよくわかるイラストレーターの一人。
超粋なおっさん・・というか、じいさん。
PLAYBOYなんかで連載してたりして、その絵はかなりエロいのだが、
単なるエロじゃない。
さらに色づかいが最高だ。
ブルーやパープルを多用し、不思議な肌の色を使う。
塗も、適当なような、一生懸命塗ってるような・・・それがいいかんじに。
キラズが描く女の子はキラジェンヌと呼ばれている。
12年くらい前のリラックスに載っていたインタビューによると
「セクシーさを絵にするのは脱がせればいいから簡単」・・・と
「・・・女性の本質的な魅力を表現したいと思っている。少し子供っぽくて、
思慮がたりなくて、考える前にものを言ってしまうんだけど、同時に抜け目なくて、
本能的な女の子の魅力を」
このインタビューの時に、すでに76歳くらいだと思う。
フランスの女の子好きのエロじいさんなのかと思ったら、
キラジェンヌの実写ドラマを撮るときに、ぴったりな子が見つからず、
自ら街で探して、そっくりな子を見つけたのだが、話しかける勇気が無く、
失敗に終わったなんて話しも。
昨年はビビッドな色づかいの絵ばかり描いていたが、
今年はKIRAZの影響で、もっぱらちょっとグレイッシュな色づかい。ブルーとパープルに夢中です。
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iTuneストアで購入→the Fantastic Plastic Machine / Fantastic Plastic Machine
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2010-06-11 | tetsuro oh!noの近況

「現代美術」と「アート」ーBRUTUS『ポップカルチャー教科書』

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久々のblog・・・申し訳ないです。
さらにちょっと前の話題ですが・・・
BTUTUS 686号「ポップカルチャー教科書」について。
ブルータス30周年を記念して、この30年間の様々なカルチャーについて、その道のプロ達が解説しているのだが、「デザイン」「マンガ」「アート」はあるけど「イラスト」という項目はない。現代に置いてそれだけ中途半端な位置づけになっている肩書き「イラストレーター」という気がする。
当然その境界はあいまいで、マンガなのかイラストなのかアートなのかデザインなのか、そんなことはどうでもいい時代でもある。
僕も、もともとデザイナーでも、アーティストでもよかったんだけど、フリーになるときに、あえて「イラストレーター」という肩書きを使うことにした。無名のうちは「この人は何をする人なんだろう」ということをはっきりさせたほうが、頼む方も楽だろうと言うことでそうしたのだが、そうやって仕事をしてみると、「oh!noさんはイラストレーターなのでレイアウトはこちらに任せてください」とか、デザイン的な部分をやらせてくれないこともあるのがおもしろかったりした。器用貧乏的に使われるのが怖かったので、そのやり方は正解だったのだが。(もちろん今では何でもやります)
僕は自分で描いた絵を売ったりもしているが、そうなってくると不思議なもので「イラストレーター」より「画家」や「アーティスト」のほうがいいのでは?という話が出てくる。
ほんとどちらでもいい話なのだが、そのへんの聞こえ方が、売る人や買う人には微妙に影響するようだ。
ちょっと話がずれてしまったが、この「アート」という言葉がなんだかスッキリしなくて、ずっとモヤモヤしていたのだが、今回のブルータス686号の「アート」の解説で、森村泰昌さんが赤瀬川原平さんの言葉を用いながら非常におもしろい文章を書いている。
「美術」はいつ、「アート」になったのか?
「現代美術」から「アート」へ。「アート」は美術っぽい顔をした「デザイン」だった・・・みたいな内容。僕のモヤモヤをかなりスッキリさせてくれた。
イラストレーターという肩書きをもう少し使っていこうかなという気にもなった。そっちのほうが潔いような・・・
まだ書店で売っているところもあるので、是非読んでみてください。

2010-06-01 | tetsuro oh!noの近況

気持ちの良い季節だけど・・・

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4月とは思えない寒さが続いていたけど、やっと暖かくなりましたね・・・
窓をぱっと開けて、新緑の空気を吸いたい気分。
いつもなら、↑こんな緑が味わえるうちのマンションだけど、今年は夏まで修繕中・・・
こんなベランダも↓
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今年は・・・・↓
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8月までの我慢・・・
今がいちばん気持ちいいのに〜

バーレスクナイト「TOKYO TEASE」

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「バーレスクダンサー(英文表記: Burlesque Dancer )とは、局部を見せないストリップダンサー。ヌードダンサー。バーレスクはダイレクトな性表現ではなく「焦らす」という行為が最も重要視される成熟した大人のエンターテイメントである。」ーウィキペディアより
世界を制したバーレスクダンサー、エロチカ・バンブー嬢がプロデュースしているイベント「TOKYO TEASE」がアマランスで開催!
最近日本でもかなり注目度が上がっているバーレスク。
Erochica Bambooはもちろん、日本のトップバーレスクダンサーが集結するこのイベントは必見。
Yahooのトピックスにもこの記事が↓
http://npn.co.jp/article/detail/62800743/
Erochica BambooとCabarettaはラスベガスの「The Hall of Fame on 」のサイトにもリンクされている。
Safireもラスベガスのショーへ。
絹靴下のピッピ嬢はポールダンサー出身の鍛え抜かれた体で前回のYOKOHAMA TEASE!から参加してるニューカマー!
「TOKYO TEASE!  バーレスクナイト〜 あなただけ今晩は!〜ノンストップ ストリップティーズ レビュ〜!」
場所「アマランスラウンジ」
http://www.monstera.jp/amaranth/
渋谷区猿楽町2−5 佐藤エステートビル3号館 5F
ショーチャージ 2000円/1ドリンク 。
<ショータイム>
1回目 10時30分 これで終電も間に合うわ!
2 回目 1時30分 朝まであなたを帰さないわ!
<出演>
アマランス・フォーリーズ
エロチカ・バンブー嬢
キャバレッタ嬢    
サファイア嬢    
絹靴下のピッピ嬢
 「 小さな箱ですが、新しく加わったバーレスクダンサーを含め4人のパッケージショーです。今回は企画だけでなく踊り子さんすべての曲の選曲から衣装のデザイン案まで私の演出で行うこととなりました」(エロチカ・バンブー)
DJ バンビ&ミスター・デス
VJ ゾエ アマランス映像部
※ チケット予約制ではありません。直接会場へお越し下さいませ。

2010-04-28 | tetsuro oh!noの近況

佐藤ブライアン勝彦展

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10年も前から接点がありながら、話したことがなく、昨年はじめて話をしたら、歳が一緒で、実家もすぐそば。高校時代の共通の知りあいもいたという・・・ブライアン
そのブライアンのエキシビションが東京で。
http://art.go-kat.com/
ブライアンの絵を見てると絵を描きたくなる。
過去の記事参照
http://monsteradeliciosa.blog.so-net.ne.jp/archive/200908-1
佐藤ブライアン勝彦展
2010.5.1-31
田園調布桜坂「よねや酒店」内美術画廊
http://sakurazakayoneya.blog76.fc2.com/
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2010-04-26 | tetsuro oh!noの近況

トップページイラスト新作

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アーティストサイトのトップページイラストを久々に更新。
今年に入って描いた絵です。
自分の中で色々なことが変化しつつある最近。
画風も少し変化したことを気づいてもらえるだろうか。
グラデーション解禁。パース解禁です。
しかし、あくまで微妙に、繊細に、さりげなく・・・
今までの画風と大きく変わるわけではありません。
昨年ビビッドにはまっていた色づかいも、今年はこんな感じで。
フリーのイラストレーターになって10年目。
インハウスのデザイナーは9年。
10年ごとに仕事を変えてみるのもおもしろいなと思っていたけど、
イラストはずっと続けていくでしょう。
新しいことにも挑戦するか、画風がさらに変化していくのか・・・
とりあえず、今度のTOTOビッグ買っておくか・・・・
そういうことじゃないって・・・

2010-04-14 | tetsuro oh!noの近況

ツイッター表示

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モンステラマニアのトップページに、「モンステラ」に関するツイッターのツイートを表示できるようにしてみました。
「モンステラ」という言葉が入っているツイートを、検索して表示します。
皆さんどんどんモンステラをつぶやこう。
ちなみに「monsteramania」でもツイッターアカウント取ってます。
フォローよろしくお願いします。

2010-03-23 | モンステラ・植物

エステイラスト〜エリカ様〜〜チョコエステ+八重歯

一時期、エステ関係のイラストばかり描いていて、「エステイラストレーターです」といってもいいくらいの時があった。始まりは講談社の女性ファッション誌『FRaU』で、「東京スパパラダイス」という小野綾子さんのエステ突撃レポート的なコラムのイラスト。
読者人気NO.1のコーナーになったこともあり、その後単行本化。3年くらい続いたイラストは、隔週なので、結構描いた。
スパパラが終わる直前に、婦人画報で同じようなコーナーのイラストを担当。
そのころは、最新エステ事情にも結構詳しかったりした・・・
そんなエステ業界、話題はもちろん沢尻エリカを解禁した「たかの友梨ビューティークリニック」。
気になるのはあのポスターの衣装。
ボディーペインティングと言われているけど、CMの映像見ると、どんどん流れ落ちていく。
あれはCGだよね。
この衣装見てたら、婦人画報でチョコエステのイラスト描いたのを思い出した。
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たかの友梨でチョコエステやってるのかと思ったら、そういうことではないみたい・・・
フジテレビのめざにゅ〜で、沢尻エリカの八重歯がなくなっている報道をやってて、「八重歯を嫌う海外での活動を意識してか」というニュースを、超八重歯の杉崎美香アナウンサーがやっているのがおもしろかった。そういえばちょっと前は八重歯ブームだったね。

2010-03-17 | tetsuro oh!noの近況

これからはもっとイラストの話しも増やします・・・
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僕のイラストに出てくる女性は顔が隠れていたりして、脚が強調されているので、「脚フェチでしょ?」とよく言われる。まあ、外れてることもないけど、全体のバランスだからね・・・そういう意味では違うかも・・・・
描くときはベジェ曲線で描くので、大抵マウスで直接ポチッ、ポチッっと描いていく。
シンプルなラインを描くために、ポイントは極力少なく。
タブレットをもっているが、使う頻度少なく、植物の影など極細かいシルエットを描くときだけ。
椅子でも人でも、下書き無しでポチッ、ポチッっと描いていく。
ベジェ曲線は、それ特有の稚拙なラインが出やすい。
それが出ないように調整して仕上げていくが・・・すみません・・・まだまだ修行が足りません。
特に難しいのは手の仕草。
手だけはスケッチ描いてから進めることもちょくちょく。
僕のイラストはリアルになりすぎず、デフォルメしすぎず・・・
女の子の手や足を、ジーッと見入ってたらごめんなさい。
研究ってことで・・・・

2010-03-16 | tetsuro oh!noの近況

シルバーの額はいかがでしょうか

ずっとブラックオンリーだった額装イラスト用の額ですが、シルバーの額が選べるようになりました。
マットは白で、同じイラストでも、全然違う印象。
たとえばこういうイラストは↓
chv07.gif
こんな感じに↓
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こんなイラストは↓
PEACHY_room.gif
こんな感じに↓
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中の絵は違いますが、額のディテール実写はこんな感じ。
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素材は従来通りブラックと同じ、枠がアルミで、前面がガラスです。
それぞれのアイテムからオプションで選択できます。価格も従来通りです。
大人なモダンブラックか、
軽やかなシルバーホワイトか。
どうぞよろしくお願いいたします。

2010-03-14 | tetsuro oh!noの近況, オンラインショップ情報