日本のアルペンリゾート!冬の北アルプス、白馬・栂池高原

白馬は栂池高原。
朝は曇っていたが、昼には晴れて、北アルプスも見えてきた。右は白馬鑓ヶ岳2903m。左は杓子岳2812m・・・たぶん。
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きもちいいテラス席。ここでシャンパンかワインか、飲みたいところだが、お店はケンタッキー・・・ 
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前から気になってたミッドセンチュリー建築のホテルも発見!
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それにしてもかっこいい〜
でもWEBで見る限りは、多角形に部屋に変なベッドレイアウトしてる以外は、インテリアは普通っぽいんだよね・・・
泊まったホテルシェラリゾート白馬。
栂池横の森にたたずむ。
予想以上にいいホテルだった。
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石と木をふんだんに使った外観
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やっぱり万国旗!
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もちろん暖炉も必須アイテム。
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今回は部屋にも薪ストーブ。
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二日目は雪。
雪の中のホテルは、まるでスイスアルプスかカナディアンロッキーか?
薪ストーブ用の煙突が石でいい感じ。
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レストランの吹き抜けにはモンステラ。
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スキー場の無料駐車場がいっぱいで、有料駐車場も、近いところはほとんど満車。
なのに、近くて安くてってところが一カ所空いてる。
入ってみると、なるほど、雪かきしてないし、坂だし・・・スタックしてる車続出。
駐車場のおやじが一生懸命押してあげてる・・・
うちの車は4WDだと告げると、「よかった」とおやじはホッとして、奥の一段と厳しい場所へ案内。
「4WDでもスタックするので気をつけて」
といわれながら、車を入れると、ナイスアクセルワーク!と、笑っていいとものような○をくれた・・・・
しかし・・・帰りに、油断したら本当にスタック。
でも、落ち着いて、振り子脱出法で(ただ振り子のように勢いつけるだけだが・・・)見事脱出。
仙台の頃は雪山に夜な夜な遊びに行き、大概この方法で脱出できた。
それにしても、4WDでスタック防止用のLSDも入れてるのに、スタックした・・・
むかしは、直結モードがある車ばかり乗っていたが、最近のはそれが付いてないのが多いから困るね。
アウディが、難なく登っていったのは、トラクションコントロールのせいだったのか?最近のテクノロジーはすごいからな・・・・

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あこがれのアルペンリゾート

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新作イラスト描きました。
あこがれのアルペン山岳リゾート。
スイスやフランスのアルプス山岳リゾートといえば、
アイガー、メンヒ、ユングフラウ、モンブラン、マッターホルン、モンテローザ・・・
ツェルマット、シャモニー、アーデルボーデン、クールマイユール・・・
これらが山の名前か地名か知らなくても、ほとんどの日本人は知ってるだろう。
日本のスキー場や昭和に建てられた山岳ホテルやペンションで、この名前を使っているところは
数え切れないくらいたくさんある。
僕にとっては昭和の匂いがするミッドセンチュリーリゾートだ。
昔の映画にも、山岳リゾートは、たくさん登場する。
007の「女王陛下の007」では切り立ったアルプスの山の山頂にある秘密基地(実際は回転レストラン(ピッツァ・グロリア)で、
レストランをつくる予算がなくなったが、映画のためにわざわざお金を出して完成させたらしい)が。
↓YouTubeでムービー探すと、007なりきりムービーがたくさんある(笑)

On Her Majesty’s Secret Service – Official Trailer [1969]

007ではほかにロータスエスプリの潜水艦も登場する「私を愛したスパイ」「ユア・アイズ・オンリー」「ムーンレイカー」・・・他にもたくさん登場する
「シャレード」のオープニングでは雪山に囲まれたテラスでオードリーヘップバーンが食事をしているシーンからはじまる。
↓(かっこよすぎるタイトルバックも)

アルプスの若大将もある。
映画的にはあまりおしゃれな感じではないが、この時代は日本のアルペンブーム。
日本の昭和なスキー場には、カンダハー、ハーネンカム、パラダイス、ユートピア、サンライズ、スカイライン、グランプリ・・・
ミッドセンチュリーな匂いのするコース名がたくさん残っている。
スキーブームはバブル期の「私をスキーに連れてって」をピークに、その後スノーボードにおされ、
さらにはボードすらやらない若者が増え、
海沿いのリゾートに比べて、山岳リゾートはすっかり下火になってしまった。
バックカントリーブーム、登山ブームなど、ウィンターアクティビティーも幅が広がっている今は
もっと山岳リゾートも見直されていい気がする。
もちろん、アクティビティーのための宿泊だけでなく、白い雪山と青い空をたのしみながらテラスで食事のためだけに行くとかね。
日本ではスキー以外は温泉しかなくなっちゃうからね・・・
石積みの壁。山小屋風の落ち着いた木の壁とベッド。ロビーの暖炉。そんなホテルでくつろぎたい。
前回のブログが「昭和なハワイ」だったけど、「昭和なアルプス」探してます。いいところ教えてください。
上高地帝国ホテル。蓼科の東急リゾート。奥志賀高原ホテルやグランフェニックス。白馬ラ・ネージュ。ハーベストスキージャム勝山・・・
上記のイラストはオフィシャルウェブショップで、額装イラスト、またはポストカードセットとして購入できます。こちらでどうぞ。
http://www.monstera-shop.com/

2012-02-01 | tetsuro oh!noの近況, オンラインショップ情報

【南房パラダイス】〜すばらしい熱帯植物園です

前回のブログ、【南房総】白浜ジャングルパレスに宿泊したあと、次の日は、すぐ近くの南房パラダイスへ。
あいにく雨が降ってきたが、目当ては熱帯温室なので、まあ大丈夫だろう。
モンステラマニアをやってるので?熱帯植物園の温室巡りは結構してるが、南房パラダイスははじめて。よく調べないできたが、想像以上のすばらしさに大満足。
ここ、穴場だ。
南房パラダイスは、道の駅にもなっていて、隣の館山カントリークラブや、館山ファミリーパーク、宿泊施設などがあるいこいの村たてやまとおなじ、オーシャンヴェールリゾートが管理しているらしい。
お土産屋レストランなどの道の駅と併設して、ヤシの木が生い茂る広い庭園の中に、動物園や植物園が入っている。動物園は、ラマ、ヤギ、羊、ウサギ、ポニーなど、どちらかというと牧場系?ふれあいイベントもいろいろあるようだ。
入り口を入ると、なぜかシンガポールのアイコン「マーライオン」がお出迎え。
シンガポール国立植物園と提携しているということで・・・なっとく・・・
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入ってすぐ右側に、温室の入り口が見えてくる。
この熱帯植物温室、高さ25mを誇る大温室を中心に、11棟の温室が連続して並ぶ、かなりのスケール。
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大温室以外は、このような縦長の温室が、ひたすら直線的に並んでいる。
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美しい花
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エアプランツの壁
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ビカクシダだらけ・・・
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ウツボカズラはかっこいい〜
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大温室に来ると、中心には滝が。
そして、滝の横にはモンステラ。定番的配置だ。
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立派なモンステラ。花も。
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大温室は、回廊のように2階がある。
2階から中心の滝を見たところ。
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地を這うモンステラ!
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サボテンエリアは、どこの植物園でも、がらっと雰囲気が変わる好きなポイントだ。
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美しい植物たちのアップ写真。
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気根もものすごい・・・
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これなんですかね?斑入りのポトス?
ポトスも巨大になると切れ目が入ることもあると、何かに書いてあったが・・・
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さらに、動物園と併設してるだけあって、温室の中をカラフルな鳥や蝶が飛び交うトロピカルバード館や蝶館まである。シンガポールやマレーシアみたいだ。
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最後に再びマーライオン・・・こちらはちゃんと口から水が・・・
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大温室にあったバー?トロピカルなカクテルを出してくれるところを想像してしまうが・・・イベントの時にしか使わないのか?
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いつも思うのだが、熱帯植物園の温室って、もっと可能性がたくさんある気がする。
カフェやレストランがあるのに、なぜ温室の雰囲気を生かさないのか?
温室内にカフェやレストラン造っちゃえば、かなりいい雰囲気になるが・・・
夢の島熱帯植物園のカフェテリアコーナーをとてもいい雰囲気だが、あそこですら、雰囲気を生かし切れてない。
ディズニーランドには、植物園並みの植栽があり、それをうまく生かしたレストランがたくさんある。アトラクションがなくても十分いい雰囲気を持っている。
日本の熱帯植物園は、その多くが昭和的?施設として寂れてしまい、どんどん閉鎖されている・・・
せっかく人気デートスポットにもなり得るようなポテンシャルがあるのに、もったいない・・・
新宿御苑の温室が、もうすぐ最新技術を使ったエコ温室に生まれ変わるらしいが、アトラクションとしての工夫はあるのだろうか?
ウィキによると、「オーシャンヴェールは2011年4月に指定管理の辞退を申し出た。同年9月からは千葉県の管理下での委託運営となった。期限は2012年3月末までで、以後の施設の存続ないし休園に関しては検討中」とある・・・・もったいない・・・

2011-10-12 | モンステラ・植物

【昭和探訪3】南国的ジャングルリゾート

今回は南国リゾートに行ってきました。
ヤシの木が立ち並ぶ一本道。
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ハワイ?
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到着したのは一件のトロピカルなリゾートホテル。
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窓からの景色は、少し曇っているが、南の島の少し奥、
観光地からは少し離れた落ち着いた海岸に立つ隠れ家的ホテルといった感じ。
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そう、ここはタヒチ島。
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・・・・
いい加減にくだらない話はやめて・・・
昭和探訪3!今回はジャングル風呂!!
最初の写真は館山道の終点を降りたところ。
伊豆もそうだけど、南房総とかって、「温暖な気候」と言っても
東京と多くても2〜3度くらいしか違わないのに、
これでもかってくらい南国を装ってる。
いったい何本ヤシの木が植えてあるのだろう。
でも、いつも、何となくこの浮かれ気分にだまされてしまう。
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そんな日本の昭和南国的観光地の重要なキーワードが「ジャングル」。
伊豆「石廊崎ジャングルパーク」
伊豆熱川温泉「ホテルカターラ」
「かごしま国際ジャングルパーク遊園地」
北海道から鹿児島まで、
かつて全国至る所に「ジャングル」リゾートがあった。
そして、ジャングル風呂が一世を風靡した。
ウィキペディアにも、ちゃんと「ジャングル風呂」の項目があり、
その発祥は鹿児島県の指宿温泉といわれ、最盛期は1965年頃~1975年頃と書いてある。
僕の故郷仙台にも「レジャーセンター」というジャングル温泉施設があり、
いわきの「常磐ハワイアンセンター」(現スパリゾートハワイアンズ)に行くのがあこがれだった。
最近の温泉は、本来の日本の良さを存分に出したものになっているが、昭和ミッドセンチュリーの温泉は、完全に南国コンセプトである。
しかし、どんどんなくなってしまい、現存するジャングル温泉のなかでも、
当時のたたずまいを残すものはさらに少ない。
今回は、そのなかで東京から一番近い、当時の雰囲気をそのまま残す「白浜ジャングルパレス」に行ってみた。
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イントランスにかかるテント生地の屋根。ジャングルパレスのロゴ。見事なヤシの木。
写真の奥に見えるガラスの温室がジャングル風呂だ!
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エントランスに入ると見事な木彫りのお面が並ぶフロントと、
ちらっと見える筆文字が最高の「おみやげ品」コーナー。
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みごとな?ロビー。
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天井もいい〜感じの昭和感!
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部屋は和室だが、窓際の板の間がチープだけど、いい感じ。
籐家具で徹底してるのがgood。
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窓からの景色は、もう、ハワイに来たとしか思えない(笑)
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早速ジャングル風呂に入る。
泊まったのは初めてだが、ジャングル風呂には10数年前にも来たことがある。
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中に入ると、記憶よりややこぢんまりした内風呂が3つに小さな露天風呂が1つ。
びっしりと植え込まれた南国観葉植物。
しかし肝心のモンステラが見当たらない・・・・(女風呂にはあるそうだ)
露天風呂に入ると、トロピカルな声の鳥が飛んできて、完全に
「俺はハワイに来たんだ」という気になっていた・・・
(鳥の名前を調べたが、全く見つからず。本当に外国の鳥が住み着いた
のだろうか?確かに中目黒にも黄緑色のインコの群れが住み着いている・・・温暖化?)
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食事会場?はこれまたジャングル大広間・・・・
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階段にたくさん貼ってあったサインは意外にも90年代以降のものばかり。
最近のものもたくさん。
古いものは保存してあるのだろうか。
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泊まった部屋はタヒチ島。他にハワイ島やタヒチ島・・・全部そんな名前だ・・・。
ネットで調べたときは、各部屋の扉が、その島にまつわる、かなり
インパクトある絵が描いてあったので、楽しみにしていたのだが、
最近普通の新品ドアに取り替えてしまったらしい・・・。
↓ここのブログにその写真が残っている。
http://www1.odn.ne.jp/~ccz28230/tabi_minamiboso_shirahama1.htm
ホテルの人たちはなかなか親切で、好感度。
昭和好きなら、いちどは行ってみてもいいかも。
現存する数少ないジャングルリゾート。
この雰囲気をうまく生かせば、再び脚光を浴びる日も来るか!?
いつまで残っているかわからないジャングル風呂達。
今度はどこに行ってみようか?
結構小綺麗になってるところもあるようで、ジャングル風呂という以上は、
うっそうとした感じのところ&ホテル自体も昭和感たっぷりのところがいいが。
だいたいの昭和ジャングルリゾートは、鉄とガラスの温室の中にプールや温泉がある
パターンだが、かつて山形に「飯田温泉 山形ハワイドリームランド」があり、これが
黒川紀章の設計だったようで、他と一線を画する施設だったようだ。
行ってみたかった。
この写真すごいです↓
http://ht9901.web.fc2.com/dream.htm
白浜ジャングルパレス
http://www.junglepalace.jp/

【昭和探訪2】& 復興応援観光〜松島水族館〜

実家の仙台に帰り、久々に親族兄弟そろって墓参り後、甥っ子姪っ子などが松島水族館に行きたいと言いだし、急遽行くことに。
マリンピア松島水族館はウィキによれば、なんと、「開館は1927年(昭和2年)で、日本で2番目に長い歴史を持つ水族館である。また、同一場所にある民営水族館としては日本最古となっている。」とある歴史の古い水族館。
さらに、施設が昭和55年くらいからあまり変わっていない貴重な“昭和観光地”!
先日の油壺マリンパークに続く【昭和探訪】観光となった。
途中多賀城市、塩竃市は、車の瓦礫こそなくなったが、まだ津波の爪痕が残る。
それでもお盆の休日の真ん中。松島の中心街は車が渋滞していたので、外側の大駐車場に駐める。
ここで驚いたのが、塩竃まであんなに津波の爪痕があるのに、松島の湾奥は、波打ち際に近いところでも、あまり津波の形跡が見られない。
ニュースでも、松島の中心地はそれほど津波にやられなかったと言っていたが、やはりたくさんある細かい島々が、津波の力を分散させて波を打ち消したのだろうか。
それでも、水族館近くの道は地盤沈下もあるのか、水浸しになっているところや、ひび割れているところがたくさんある。
さすがに混んでるかと思いきや、入り口でも殆ど並ぶことなく入場。中はガラガラではないが、混雑しているという感じでもない・・・
しかし、目の前に広がる光景は、小学校以来?久しぶりに来た松島水族館だが、殆ど変わってない!
特徴的なのが、入り口を入ると、まず目の前に広がる半屋外の囲まれた遊園地施設。
水色やクリーム色のプラスチック椅子がずらりと並んだ広場の周りを遊園地施設が取り囲んでいる。
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昭和的な遊園地の雰囲気をぎゅーーーと凝縮したようなわくわく感。
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頭上には、子供の頃から確かに走っていたミニモノレール!
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ちょうどお昼時だったので、まずは腹ごしらえ。
焼きそばやホットドッグのほか、松島らしく、イカの姿焼きやホタテ、サザエなどの串焼きもある。
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すぐにショーが始まり見に行く。かなりタイトなショー施設の観客席は2階建て。
アシカのショーだけだが、そこそこの見応え。
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ショー施設のすぐ脇に、水族館の入り口がある。
まずは子供の頃好きだった「ジャングルゾーン」
熱帯植物と岩でリアルに再現したジャングルゾーンの目玉はデンキウナギ!
油壺同様「現在○○ボルト」という電光掲示板があったはずだが、こちらは最新の?コンピュータ画面になっていたが
ちょっと見にくかった。
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立っているような姿で置物のように動かないワニ。
その後続く油壺マリンパーク同様の、昔ながらの小さい水槽が並んだコーナー。
八景島シーパラダイスや天保山海遊館ができたときは、おしゃれな大水槽水族館にあこがれたが、今は逆に、小さい水槽をのぞいて歩く、昔ながらの水族館もいいものだと思う・・・
松島水族館名物マンボウも見て、最後には「デンキウナギのメッセージ“ビリッと感電体験”」という魅惑的なコーナーが。
電圧は調整してあるのだろうが、水槽から続く電線の先の電極を握らされると、すでにビリビリきている・・・
お姉さんが水槽のウナギに餌を投入すると、ウナギが餌にガバッと飛びつき、そのときビリッと発電する仕掛け!!
終わってからもしばらく手がしびれてるような刺激的な体験だった。
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最新の水族館におされて、移転問題や閉館などがニュースになっただが、津波にもまけずに再開できたマリンピア松島水族館。
ペンギンの水槽のちょうど水面のところに「ここまで津波がきました」というテープが貼ってあった。
(一番上の写真、左端に移っているのがペンギンの水槽)
僕はいまだに治らない津波恐怖症だが、松島はあんな大津波でも比較的安全なことが実証された観光地。
是非皆さんも訪れて東北の復興を盛り上げてほしい。
知り合いが住んでいた七ヶ浜周辺も回ってみたが、家も松林もなくなっていて、遠くから海が見える不思議な光景に、いまだに唖然となる。
しかし、瓦礫はだいぶ撤去され、雑草もぼうぼう生えてしまっているので、生々しさはなく、はじめて訪れる人は、それほど悲惨に見えなくなってしまっているかもしれない。
菖蒲他海岸や高山海岸には、いまだに流れ着いたコンテナが。その横で外国人避暑地のファミリーが水着で水遊びをしていたのが印象的だった。
破壊された防波堤の横を、復活した松島観光遊覧船が通過していく。
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東京都に在住、在勤、在学の人は、福島、宮城、岩手へ旅行に行く場合、ひとり1泊につき3000円(最大2泊6000円)の割引を受けられる「GO! TOHOKU被災地応援ツアー」をはじめたらしいです。
旅行代理店を通じて身分証明をしなければならないなどの手続きがありますが、家族4人なら一泊で12000円お安く!。来年の2月まで、延べ5万泊に達するまで、何度でも活用できるようなので、どんどん東北に出かけよう!
東京観光財団(TCVB)
http://tcvb.or.jp/ja/go_tohoku/index.html
オールアバウト記事「東京都が被災地の旅を応援!1泊3000円の割引とは?」
http://allabout.co.jp/gm/gc/385107/

【昭和探訪】油壺マリンパーク

久々のブログはこの夏の思い出でもと思ったら、ちょっとさかのぼりすぎて、6月に行った三浦半島の油壺マリンパークの話。
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海は見に行きたいが、津波ショックから立ち直れないんで、高台中心の海沿いと言うことで行ったのだが、油壺というと、昭和、1980年代、ユーミンとか何となく思い浮かべるが、今はかなり寂れた感じ(僕はそれが気に入っているが)。
油壺マリンパークができたのはもっと昔の1968年4月。
京急グループが運営していて、隣に同じ京急グループのホテル油壺観潮荘が併設されている。
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入り口から昭和館満載の昭和の観光地のにおいがぷんぷん。
メインの建物は、なかなかモダンなミッドセンチュリー建築。石壁と円柱、ストレート部の組み合わせがいい感じ。
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ソテツやヤシの木が多いのも昭和リゾート感ばっちり。これでシャカシャカ音でハワイアンとか流れてたら完璧だが。
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おそらくオープン当時から変わらない魚のショーが結構おもしろい。
魚のイシダイくんが学校に登校して算数や体育など勉強して下校するまでの物語。
電光掲示板が・・・
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期待していなかったイルカとオタリアのショーが、クオリティーが高くてびっくり。
油壺マリンパークが誇る、完全室内ショー施設。
イルカはきれがあるし、構成が良くできている。
最近いったいくつかのメジャー水族館よりずっといい。
噂?のオタリアDJショーもみれる・・・
このショー施設、昔は確か半分水槽のガラス張りになっていて、シンクロナイズドのお姉さんがいること一緒に水中をくるくる回ったりするやつだった気がするが、それはさすがになくなってしまったのか?
これで入場料が1700円。
ホテル油壺観潮荘に泊まってれば、出入り自由だというので、
なんと二日間も行ってしまった。
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(ホテルからの景色)
大きすぎず、お金もかからず、人混みもちょうど良く、
ホテルの庭的に使えるので、ヤシの木の生えた芝生の広場でのんびりソフトクリームたべたり、
ゆっくりできるのがいい。
どんどん消えて行ってしまっているこれらの昭和感ぷんぷんの施設。
ここはいつまで残っているのか。ずっと残っていてほしいものだ。
ということで、混んでは困るが(混まないか)、是非、みんなで行ってもらいたいものだ。

ファッションイラストレーション・ファイル2011

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今年も掲載されてます。
Amazonからどうぞ

2011-09-03 | tetsuro oh!noの近況

連載情報

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講談社のコスメ雑誌「VOCE」の中の「VOCE美容検定:目指せ、ビューティーマイスター!」のコーナーでイラストを連載しています。
雑誌のこのコーナーはモノクロですが、WEB雑誌「iVOCE」ではカラーで掲載されています。
iVOCE
http://i-voce.jp/

2011-07-12 | tetsuro oh!noの近況

イラストレーション史

イラストレーターという職業。
相変わらず、デザイナーでもなく、アーティストでもなく・・・・
良くも悪くも曖昧な立場。
その曖昧さをうまく生かしてイラストレーターという肩書きを“悪用”?するときもあるし、
デザイン、イラスト、アートの境目なんかどうでもいいと絵を描くときもある。
日本ではあまり体系化されてないイラストレーションの歴史を書籍化しているのを昨日発見。
これは買っておこう。
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昨年美術手帳でも特集していた。こちらは購入済み。
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追)買ってから気づいたが、この二冊、美術手帳の特集の書籍化だった・・・同じもの・・・・
同時に本屋さんで、大好きな松尾たいこさんの初めての作品集というものを発見。
先日パルコでやっていた個展用に制作されたようだ。
Amazonでも買えるようになっている。
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松尾たいこさんのブログでは中身を映像で紹介しているので、こちらも参考に。
http://taikomatsu.exblog.jp/15635020/
松尾さんの絵は本当にいいな〜

2011-06-15 | tetsuro oh!noの近況

魔法瓶

震災以降電気ポットを使わなくなった。
ちょうど魔法瓶も買ってあったし。
魔法瓶って、今でも「魔法瓶」って呼ばれてる?
サーモスとかいうけど、魔法瓶の方がやっぱり多いかな。
もともと、朝、コーヒーを多めに入れて、魔法瓶に入れておくために買ったものだ。
近くのショップで買ったヘリオスの魔法瓶。
ヘリオス社はドイツの老舗魔法瓶メーカー。
猫のポットなどで有名だが、ドイツっぽいかっちりしたミッドセンチュリーテイストの魔法瓶もいっぱいある。

割と前に一世を風靡したのが、alfiのモダンクラッシックシリーズか。

alfiにはこんな感じのも。昔の食堂においてありそうなこれもいい。

日本の象印はプリント柄で70sテイスト満載。特にこのシリーズはプリントに目を奪われがちだが、蓋と取っ手の形も美しい。

懐かしの形、「押すだけポット」も同柄で健在。

象印といえば、ホテルポットの定番、マリオ・ベリーニの傑作「押すだけポット」が好きだったが、あれは復刻しないのかな?
この電動タイプもマリオ・ベリーニなんだろうか?

象印は水玉柄を押したいのか?
最近はやりのハンディータイプのステンレス魔法瓶にも水玉柄。
でもこれにはなんだかカルピスを入れたくなるぞ。