あこがれのアルペンリゾート
新作イラスト描きました。
あこがれのアルペン山岳リゾート。
スイスやフランスのアルプス山岳リゾートといえば、
アイガー、メンヒ、ユングフラウ、モンブラン、マッターホルン、モンテローザ・・・
ツェルマット、シャモニー、アーデルボーデン、クールマイユール・・・
これらが山の名前か地名か知らなくても、ほとんどの日本人は知ってるだろう。
日本のスキー場や昭和に建てられた山岳ホテルやペンションで、この名前を使っているところは
数え切れないくらいたくさんある。
僕にとっては昭和の匂いがするミッドセンチュリーリゾートだ。
昔の映画にも、山岳リゾートは、たくさん登場する。
007の「女王陛下の007」では切り立ったアルプスの山の山頂にある秘密基地(実際は回転レストラン(ピッツァ・グロリア)で、
レストランをつくる予算がなくなったが、映画のためにわざわざお金を出して完成させたらしい)が。
↓YouTubeでムービー探すと、007なりきりムービーがたくさんある(笑)
On Her Majesty’s Secret Service – Official Trailer [1969]
007ではほかにロータスエスプリの潜水艦も登場する「私を愛したスパイ」「ユア・アイズ・オンリー」「ムーンレイカー」・・・他にもたくさん登場する
「シャレード」のオープニングでは雪山に囲まれたテラスでオードリーヘップバーンが食事をしているシーンからはじまる。
↓(かっこよすぎるタイトルバックも)
アルプスの若大将もある。
映画的にはあまりおしゃれな感じではないが、この時代は日本のアルペンブーム。
日本の昭和なスキー場には、カンダハー、ハーネンカム、パラダイス、ユートピア、サンライズ、スカイライン、グランプリ・・・
ミッドセンチュリーな匂いのするコース名がたくさん残っている。
スキーブームはバブル期の「私をスキーに連れてって」をピークに、その後スノーボードにおされ、
さらにはボードすらやらない若者が増え、
海沿いのリゾートに比べて、山岳リゾートはすっかり下火になってしまった。
バックカントリーブーム、登山ブームなど、ウィンターアクティビティーも幅が広がっている今は
もっと山岳リゾートも見直されていい気がする。
もちろん、アクティビティーのための宿泊だけでなく、白い雪山と青い空をたのしみながらテラスで食事のためだけに行くとかね。
日本ではスキー以外は温泉しかなくなっちゃうからね・・・
石積みの壁。山小屋風の落ち着いた木の壁とベッド。ロビーの暖炉。そんなホテルでくつろぎたい。
前回のブログが「昭和なハワイ」だったけど、「昭和なアルプス」探してます。いいところ教えてください。
上高地帝国ホテル。蓼科の東急リゾート。奥志賀高原ホテルやグランフェニックス。白馬ラ・ネージュ。ハーベストスキージャム勝山・・・
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