MOD EAST写真集、ついに発売!

14_1.gif 日本の、それも主に東京の、60年代にたてられた超モダンな建物ばかりを写真に納めた、貴重な作品「MOD EAST」が、ついに発売になりました。最近は、古い建築に関する本はたくさん出ていますが、60年代あたりの、特に日本の建築に焦点のあてた本はほとんどありません。それ以前の建築、いわゆる「レトロ」なイメージの建築については、本も多いし、保存運動なども盛んに行われています。しかし、この「MOD EAST」が取り上げているような建築が、今一番忘れられていて、どんどん消えていっています。
 「MOD EAST」は、最初ELLE DECOで特集され、その後AXISで連載、LIVING DESIGNに移って、さらに連載されていました。この取材の間にも、無くなってしまった建物もあるとか・・・
 今回の写真集には、なんとコモエスタ氏のソロとしては、実に11年ぶりとなる、CDもついています。CDを聞きながら、写真集を見れば、一気に60年代へタイムスリップ。
「MOD EAST」のさらに詳しい情報はこちらから
http://www.monstera.jp/comoesta/

WEBサイトのリニューアル

webサイトのリニューアルをしました。うまく表示できない方は、ブラウザーの「更新」ボタンを押してみてね。
また一段とシンプルにしました。
◆近況報告◆
「赤坂レアグルーブ」なる、60年代コンピCDのジャケットデザインしました。6/23発売。
甘糟りり子さんのエッセイ「フリッパントライフ」の装丁やりました。もうすぐ発売。
相変わらず、講談社の雑誌FRaUの連載「東京スパパラダイス」コーナーのイラスト描いてます。大人気コーナーらしいです。
東京のインテリアショップで、テキスタイルやラグのデザインやってます。
6月には発表できるでしょう。

2004-05-18 | tetsuro oh!noの近況

並木族!?

写真1
並木族御一行が泊まったモスクワのトランジットホテル「ソユーズ」。名前といい、見た目といい、ちょっとグッときます。
写真2
アエロフロートの飛行機。古い機種はかっこいい・・・けど乗りたくない?
 二回続けてイタリアツアーの話をしましたが、タイトルに「並木族inイタリア」とあって、「なんの族?」と思った方も多いと思いますので、今回は「並木族」について。
 「並木族」の“並木”とは、東京は渋谷駅から、恵比寿の方向に歩いていくとすぐある、渋谷川にかかる小さい橋です。この辺を知っている方なら「並木橋交差点」があるので、知ってる方も多いと思います。
 そこから左にあがると、青山方面へ、右へのぼると代官山へ。この付近は渋谷でも、代官山でも、青山でもないちょっと静かなところですが、僕のよく行く(夜ですが)お店が集まっています。その一つが、最近僕もDJをしている「アマランスラウンジ」。ほかに、“soft”というコンテンポラリーブリティッシュパブや“青い部屋”などによく行きます。このあたりのお店には、本当にいろんな種類の業界の人たちが集まります。いわゆるデザイナーや、ミュージシャンのようなクリエイティブ関係の人。モデル、ショップオーナー、医者にAV監督、エステティシャンにオカマ。
 そしてこれらの客達が、そんな自分の仕事とは関係なく飲み友達としてらんちき騒ぎをしたり、時にはまじめな話をしたり。一部の常連で排他的になることもなく、様々な人たちと出会うことができる、最近では貴重な空間になっています。そして、このあたりの空気にはまった人たちはこのあたりから離れられなくなり、常連となっていくのです。そんな人たちを、いつしか、「並木族」と呼ぶようになり(本当は勝手にそう呼んでいるのですが)雑誌などで取り上げられるようになりました。(雑誌STUDIO VOICE2004.2)でその並木族達の写真を見ることができます。
 そんな多種多様な人種が集まる並木族が、その中心である「アマランスラウンジ」のCDをつくっちゃおうということで、昨年先行してアナログ2枚を発売し、今年5/15に、いよいよCDアルバムが発売になります。インディーズレーベルオーナー、カメラマン、DJ、その他いろんな人種が集まっているからこそ、あっという間に素晴らしいアルバムが完成しました。そして、その楽曲がイタリアの国営ラジオ「rai」のラウンジミュージック番組でも取り上げられ、今回のイタリアツアーが実現したのです。それにかこつけて、イタリアに古着やデッドストックの生地を買い付けについていったブティックオーナーやデザイナー、雑誌取材陣の同行など、総勢12名。それらはみんな「並木族」。ということで「並木族inイタリア」。
 あなたも、並木族になりませんか?(笑)

並木族 in イタリア2

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ホテルまで送迎されたオンボロ車の中
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ロシアの空港にもイームズ!
 引き続き、イタリア旅行の話をしましょう。
 今回は、ぎりぎりに航空券をとったので、アエロフロート、ロシア一泊トランジットと言うことになってしまいました。アエロフロートというと、あまり良いうわさは聞かないのですが、最近は随分かわったようで、飛行機はエアバスだし、機内食は今まででいちばん美味しいと思いました。
 ロシアの空港に着いたらいきなり吹雪き!やはり寒いです。空港は閑散としていて、ちょっと寂しい感じ。トランジットホテルへは送迎してくれたのですが、これがひどかった。超ぼろぼろのワンボックスに8人くらい詰め込まれて、舗装はぼろぼろなのに、車のシートにクッションはないし、サスペンションもガタガタ。まわりは湿地だったり、荒れ地だったりの中を、延々40分くらい走り続けて、やとホテルへ。
 不思議なのは、次の日空港まで送ってくれたときは、別のルートで、快適な道を10分少々で到着!?昨日の道はなんだったの?
 空港ではキャビアなども食べられるところが、ちょっとロシアっぽかったかな?キャビアを食べたカフェテリアは椅子がイームズ。古いタイプのものだったので、昔からあったのでしょうか?

並木族 in イタリア1

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 近々WEBサイトのリニューアル予定です。NEWSとコラムコーナーを一緒にして、近況や、ニュース、最近思ったことなどを、書いていきたいと思います。
 先日、久々にイタリアに行って来ました。この時期にイタリアといえば、インテリア好きの方なら、“ミラノサローネ”?と思うかもしれませんが、今回はサローネには行かず、知人のDJ達のイタリアツアーに同行。ローマ、ボローニャ、ミラノと3都市をまわってきました。
 僕もジャケットデザインで参加した、並木橋レコード(インディーズ)からでた“Amaranth Lounge”のアナログレコードが、イタリアの国営ラジオ「rai」のラウンジミュージック番組で紹介されたのをきっかけに、今回のツアーが実現しました。
 “ラウンジミュージック”という言葉は、すでにしっかり一般的に浸透していますが、内容は随分変わってきています。イタリアでは、ピチカートファイブやFPMを代表とする日本のラウンジミュージックシーンの情報が、数年前からほとんど途絶えていると言っていました。この辺からも、ラウンジミュージックの変化と多様化で、目立った動きが見えにくくなっている、今の混沌とした状況がうかがえるのではないでしょうか?次に何が来るのか??
 そんな新しい動きの一つになるのか?それとも、王道ラウンジミュージックへの回帰か?「日本で最初のラウンジDJ」と称されたコモエスタ八重樫さんプロデュースの『インテリアミュージック』(あえて、今のラウンジミュージックとの差別化としてこう呼んだようです)CDとそのリミックスアルバムが発売されてます。僕も、またまたジャケットデザインで参加しましたので、ご紹介!
「BGM for modernica – This is the interior music」
GUT/フォーライフレコード
FLCG3105
2,625円(税込み)
「REMIX for modernica」
ハイコントラストレコーディングス
HCCD-9505
2,100円(税込み)

NEW SHOP情報-あのモダニカのアウトレット店登場!

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久々のコラムになってしまいましたが、SHOP情報です。
目黒通り=“インテリアストリート”というイメージは、すっかり定着し、
最近は、そこから枝別れした小さい通りにも、たくさんのインテリアショップがオープンしていますね。目黒インテリアストリート祭り(MIST)は、駒沢通りや、山手通りの店も参加するほど、広がっています。
皆さんご存じだとは思いますが、わたしも、インテリア好き。特に古い家具好きですから、目黒通り周辺のチェックは欠かせません。しかし、これだけショップが増えると、特に中古を扱うお店は、商品の確保がたいへんそう。オリジナル率を増やしたり、ミッドセンチュリーとはちょっと方向性を変えるようなお店も増えてきました。
一昔前より、変わったものや、コンディションも価格も程良いものに、巡り会う機会が減ってきたようです。
そんな中古家具、ミッドセンチュリー家具マニアにははずせない目黒通りの重鎮的お店“モダニカ”に、アウトレット店ができました。まだできたばかりで、あまり知られていないようですが。
場所は、目黒通りを挟んで、モダニカの斜め向かいにあるトヨタの脇の道を入って、二つ目の角。ここが、オープン当初のモダニカがあった場所、というのを知ってる方は、なかなかツウな方?。しばらくワークショップとして使用されてきたようですが、今回「アウトレットストア」としてオープンしました。
モダニカならではの確かなものを、お安く手に入れられるうれしいお店です。
私は、早速アルミナムシリーズ2脚購入。(上の写真をクリックすると拡大します。)ちょうど仕事用の椅子を探していたので。
これから、どんどん充実させていくようなので、要チェックです!
—–SHOP情報———–
MODERNICA OUTLET STORE
OPEN EVERY DAY 11:00-20:00
TEL 03-3792-1961

『宇宙家族ジェットソン』にみる生活と労働・・・インテリア?

「過労死」、「過労による精神衰弱で自殺する」。こんなニュースが最近は多すぎるような気がする。長い不景気や、社会全体の変革期による歪みが、高い失業率と、一部に集中したハードワークを生んでいる。
50年代のアニメ「宇宙家族ジェットソン」を見たことがあるだろうか?
当時から見た典型的な未来像。車は空を飛んで、高く空に浮かぶビルやマンション。何から何までスペーシーなデザインで、僕の大好きなアニメの一つだ。もちろんインテリアはミッドセンチュリーモダンリビング!
その主人公“ジェットソン”は、かわいい奥さんと年頃の娘、小さい息子と4人でマンションに住み、あまり高級ではないマイカー(空を飛ぶのだが)をもち、歯車をつくっている会社の“ボタン押し”として働く典型的なサラリーマン。当時みんなが理想とした中流階級の家庭。フリントストーンの未来版だ。
設定としては50年代から見た超未来の生活を、理想と皮肉を込めて描いている。朝、ロボットの声で起こされ、勝手に洗面所に連れていかれ、服を着せられ、身だしなみを整えられる。ママはみんなの朝食メニューを聞いてボタンを押すとそれぞれのテーブルに自動で準備される。マンションの最下階にある駐車場には部屋から専用のエアチューブで下り、空を飛ぶ車で“渋滞”に巻き込まれながら会社に行く。基本労働時間は3時間。やる仕事は歯車をつくる機械の“ボタンを押す”ことだけで、それでも怠けたり、「社長は人使いが荒い」と文句を言ったりする。家ではロボットが掃除し、ママが洗濯機にシャツを放り込むと瞬時にアイロンがけして出てくる。それでもママは「家事はめんどくさい」と文句を言っている。新聞や手紙も便利になっているが、電子的ではなく、ロボットが届けに来るのがおもしろい。
こういったお気楽な未来像を描いたドラマは、日本でもアメリカでも、高度成長を続けていた50年代あたりにたくさんつくられていた。
しかしその後、なくならない戦争や、環境問題。便利さだけでは充実しない生活、など、60年代から70年代にみんなが悩みはじめ、すっかり未来への希望はなくなり、ジェットソンのような生活は夢だ、無意味だとあきらめてしまう。80年代90年代にちょっと好景気になると、そんな悩みはすっかりわすれて、投資、投資と目先のもうけ話に群がり、一転不景気になると働かざるもの食うべからず、死にものぐるいで働くものこそ、弱肉強食のこの不景気を乗り切ることができる、というようなフレーズが、新聞や雑誌にあふれている。
いったい私たちは何を目標として近代社会を築き上げてきたのだろうか?
食洗機や全自動洗濯機による家事労働の軽減、24時間営業のコンビニや冷凍食品は、共働きで遅くまで残業するためであろうか?インターネットやコンピュータによる情報化、効率化はその分もっと多くの仕事をこなすためのものであろうか?
医療の進歩による長寿化は70になっても働くためであろうか?
締め切りに追われて、パンを食べながらパソコンに向かい、つけっぱなしのTVから過労自殺のニュースが流れ、仕事がいやになって、ソファーに横になり、カートゥーンネットワークで宇宙家族ジェットソンを見ていたらこんなコラムになってしまいました。
「自分でつくるインテリア2」リフォームの話はまたそのうちに・・・・
「宇宙家族ジェットソン」。ミッドセンチュリーインテリアマニアにはお勧めですよ。

自分でつくるインテリア1

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解体前の間取り。
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床材を並べた状態。反りまくって大変
2003年3月に引っ越してから、このサイトもリニューアルすると言って、もう3ヶ月もたってしまいましたが、ようやくできました。まだ“SHOP”コーナーや“SPACE”コーナーができてませんが、もう少しで完成です。
今回からシリーズで、新しい部屋についてちょっとご紹介。
こんなイラストを描いていると、さぞかしたくさんの名作椅子を持っているのでしょう、というような質問を良くされますが、僕の場合、コレクターではないので(集められる倉庫でもあれば集めたいですが)空間のバランスを重視して、意外と家具はありません。自分でつくることも大好きで、DIYとUSED家具を探しながら、今も部屋をつくり込んでいる状態です。
一回目は解体から床張り編。
仕事場兼住居なので、使い勝手をフレキシブルに対応できるよう、3部屋あった間取りをワーンルームにしてしまいました。
そう広くはないスペースに中途半端なしきりでダイニングと、和室、サンルームがあった間取りを解体。ここまでは業者にお願いしました。
インテリアの印象で、床や壁、柱や収まり部分などのいわゆる「建材」が使われるところって、ものすごく重要な部分であるにもかかわらず、「建材」は工業流通製品ですから、実は時代性が一番現れてしまうところでもあるんですよね。普通の新築やリフォームだとこの辺が皆同じになってしまうので、その中にUSED家具を入れても、なんだか浮いてしまう感じがあります。
そういった一般的な建材を使わないデザイナー建築やちょっと高級ナインテリアだと、
無垢材フローリングや、珪藻土の壁、タイルや煉瓦張り・・・など。ミッドセンチュリーマニアではカーペットが定番だったりもしますね。
そこでどんな床にしようかとあれこれ悩んで、床にはあまりお金をかけないで、できるだけ安く、できるだけどこにもないような床をと考えたのがMDF材900角を目地張りするというものでした。コルクタイルなども考えたのですが、MDFはとにかく安い。
そして、900角という大きなパターンというのは、普通の建材ではなかなかできない床です。表面も堅いので耐久性もばっちり。
しかしこれだけの大きさの材を、約50枚以上貼るのは結構たいへんでした。大きい材は反りやすく、それを押さえるために、引っ越しで持ってきた書籍の束をあちこちにおいて、雨漏りの家のバケツのような光景。さらに目地にコーキング剤を注入して押さえます。そうしてできた大ワンルームは、なかなか壮観。やはり大きな目地パターンは豪邸の大理石の床を思わせるような(かなり大下座ですが・・)おもしろい床ができあがりました。コストもコルクタイルの半分以下でくらいです。
床を自分で張るというのは条件がそろわないとなかなかできるものではありませんが、機会があればみなさんも挑戦してはいかがでしょうか。

60年代マンション

世の中不景気といっても、TOKYOの建築スピードというのは、すさまじいものがあります。
数年前に景気が後退したタイのバンコクを訪れたときに、鉄骨が組まれたまま、途中で建設ストップした廃墟のようなビルをいくつも見ましたが、TOKYOでは、全くそんなものを見ることもなく、それどころか、マンション、億ションの建築ラッシュ。都心の大規模開発プロジェクトなど、その辺のアジアとは違うお金の流れに、やはり日本はすごいのか??と感心したりもします。
そうやって、相変わらずTOKYOの古い建物はどんどん壊され、今年はいよいよ表参道の同潤会アパートもこわされますね。
今年、60年代に建てられた古いマンションに引っ越すことになりました。古いマンションには不便も多いですが、今のマンションにはない雰囲気やゆとりなど、魅力もたくさんあります。今回の物件は1968年建設で、共用廊下と玄関が、ずっと続きの石張りで、中庭には桜の木と鯉が泳ぐ池。窓を開けると池の水の音が聞こえます。
最近は古いマンションの建て替えをスムーズにしようと、新建て替え法なども議論されて、ますます、こういった古いマンションが無くなっていくのは寂しい気もします。
インテリアだけではなく、建物や車なども、古いものに魅力を感じることが多いですが、耐震問題や、環境問題などを考えると、椅子やテーブルみたいに、単純に古いものがいい!とは言えない難しさもあります。しかし、地震に耐えられないから、排気ガスが汚いから、新しいものへ・・・というばかりでなく、そういった問題を乗り越えて、古いものを大事に残すにはどうしたらよいか、ということをもっと考えていきたいものです。
そのためにはまず、車は10年が寿命とか、マンションは30年・・60年などという、一律の寿命年数という考え方をやめて、はじめにしっかりしたものをつくれば、メンテナンスをしっかりすれば、寿命はいくらでも延びる、という考え方で、個々の耐久性というものをもっと数値化していくべきだと思います。不動産としては、内装をきれいにして、メンテナンスをいくらしっかりしていても、築30年もすぎれば、建物の資産価値が全くなくなるというのは問題のある考え方です。
子供の頃に大地震を経験してる僕は、耐震性なども、とても気になるところですが、中古マンションなどで、そういった性能を調査したデータが表示されているものはほとんどありません。鉄筋コンクリートの寿命の基準である、コンクリートの被り厚なども、管理会社に聞いてもわかりません。図面が残っていない場合も多くあります。
建て替えをスムーズにすることも、ひとつの方向ですが、こういった問題を解決して、古いものを大事に、安心して残し、利用できるようにしたいものです。
現在のユーズド家具、ヴィンテージ家具ブーム、建築ブーム、デザイナーズマンションブームの後は、ユーズド、ヴィンテージマンションブームがきっと来るでしょう?!。そのときのために!?

緑じゃないグリーン??

植物を「グリーン」と呼んだりするとおり、植物の葉は緑色をしているのがふつうで、当たり前のことですが、モダンリビングに似合う観葉植物を探求?している僕が最近はまっているのは、葉が黒っぽかったり、赤みがかったりする観葉植物です。
たとえば、観葉植物としてはメジャーなゴムノキでも、「黒ゴムノキ」とよばれる“バーガンディ”。ふつうのゴムノキに比べて葉が黒に近いくらいの、非常に濃い緑。先端の芽の部分や、葉の付け根あたりには少し赤みも混ざってます。もっと一般的なものではアロカシア・アマゾニカもいい黒味ですね。
そして今、僕が一番かっこいいと思っている観葉植物がフィロデンドロンの仲間“ピンク プリンセス”。モンステラのようなエキゾチック感たっぷりのつる状植物。暗赤褐色の葉にピンクの斑が入ります。
これらの黒っぽい観葉植物は、ローズウッドなどの濃いウッディなインテリアにぴったり。モダンなインテリアをいっそう大人っぽく見せてくれます。
コルディリネの仲間には、いい感じの黒いグリーン?!がたくさんあります。代表格は“オーストラリス・アトロプルプレア”スッと伸びた茎から放射状に伸びる銅葉色が最高にモダンです。そのほかにも“アイチアカ”“レッドエッジ”“マルーン”など。
みなさんも、お気に入りの「緑じゃないグリーン」を探してみてはいかがでしょうか?
※写真がないので、観葉植物の本で確かめてね。