韓国のアーティスト“ジンミ・ユーン”です。
世界中を這ってるようです。
その土地を這うことによって見えるものがあるんです。
感じるんです。
そしてこれを見た人も感じるんです・・・・
現代アートは不可解とか言わないでください。
アートなんて・・・心の奥底が動かされれば(揺さぶられれば)それでいいんです。
だから広く考えれば、音楽だって、演劇だって、ファッションだって、お笑いだって、スポーツだって、技術だって、科学だって、料理だって、・・・・ミミズだって、オケラだって・・・??
心の奥底を動かすために・・・・
現代アートの多くは「見方(視点)を変える」「巨大なものをつくる」「たくさん並べる(反復する)」「ありえないものをつくる(体験させる)」
だいたい、この手法。あとは「そう来たか」路線?「これもアートだ」というやつね・・・最近もそれで有名になった日本人が・・・
しかし心を動かされるというのは、必ずしもいい感覚とは限らない。だから刺激的な作品、ともすれば不快な作品もよくある。
遺伝子系アート(遺伝子操作で生きてる光るうさぎをつくったり)や、人体系アート(自分の血を固めてオブジェをつくったり)や、死体系とか・・・
一見不快なものを見せることによって、心を揺さぶり、根本を考えさせるものもよくある。
有名な大御所デザイナーでもよく口にする「アートは自分が思ったようにすればいいけど、デザインは使う人の・・・」
これはナンセンスでしょ・・・「アートはエゴ?」「デザインは整理された美しさ?」「科学や技術は生活のため?」狭く考えればいくらでも定義できるけど・・・
アートもデザインも建築も音楽もファッションも
その作品が1人の心の奥底を動かせば埋もれた作品。
その作品が数人の心の奥底を動かせばアウトサイダー。
その作品がキーマンの心の奥底を動かせば有名人。
その作品が一般の人の心の奥底を動かせば大衆的。
その作品が有名人の心の奥底を動かせばセレブ御用達。
広く考えれば「政治は発明だ」とか「環境や生活を考えいることがデザインだ」という人も・・・
ドクター中松先生は「発明は愛」と言った。(「政治は発明だ」も都知事選のときのドクターだけどね)
アートもデザインも建築も音楽もファッションも、広げていけば行き着く先は“愛”でしょ。
鳩山さんなら「友愛」?。(脱線するが・・・鳩山由紀夫のWEBオープニングアニメ、おもしろいよ)
「アートなんて・・・心の奥底が動かされれば(揺さぶられれば)それでいいんです」といったけど、そこにはやはり「愛」があることが前提?
僕は「愛」って言葉は恥ずかしいので使えないけど・・・
僕が言うなら「人を殺さないこと」くらいかな
ただ心が動かされれば(揺さぶられれば)いいのなら、核兵器が史上最大の作品になるかもしれないからね。
散々「心の奥底を動かすために」とか言ってきたけど、「心をしずめるために」って言うのも忘れちゃ行けないね。