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友達がFINELのコーヒーポットをほしがってる話を聞いたので、それをネタにブログ話・・・
FINELのコーヒーポットがかもめ食堂で使われていたのは覚えていないのだが、現在はつくられていないこのポット、かなり高値で取引されてるんですね。FINELはフィンランドのARABIA社系列の企業。このポットをデザインしたアンティ・ヌルメスニエミやカイ・フランクが有名だが、「アンティ・ヌルメスニエミの意志を受け継いだ」とよく紹介されているセッポ・マッラトのホーロー鍋もよく売っている。これによく似たものとして現在でも売られているのが、DANSKの鍋。
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鍋に関してはこっちのデザインが好きだ。持ち手はFINELほのうが、もちやすそうだけど。
上すぼまりといか、こういう形に弱いんです。
僕のいちばん愛用のカップも同じ。
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これこそ、ミッドセンチュリーラインだよね。
カップの場合は、この「脚」がまたポイントだけど。
「FINEL」とは「フィンランド」と「エナメル(琺瑯)」をあわせてつくった言葉らしい。
「DANSK」は「デンマーク風」ということらしい。
ヨーロッパの企業には国の名前を使うところがおおい。
初めから世界を相手に考えなくてはならないからだろう。
日本が誇る琺瑯メーカー「野田琺瑯」も忘れちゃ行けない。
とくにNOMAKUシリーズはFINELやDANSKと近い。
ミルクパン、ソースパンの持ち手が全部琺瑯だから、
壊れにくそうだし、いいとこ取り?
でも鍋はやっぱりデザインはDANSKだな。