トクサ【木賊・砥草】
ソテツに続いて、日本古来の観葉植物「トクサ」。「砥草」という字のとおり、ざらざらした表面でものが研げるところから来ているようですが、もう一つの漢字「砥草」というのはどこから来てるんでしょうね。垂直にすっと伸びたたたずまいが、元祖モダニズムな日本建築にはぴったり。じつは、アメリカのミッドセンチュリーモダン建築の外構植栽にも、とてもよく使われています。
ミッドセンチュリーモダン建築で見られるトクサは、外構植栽として、壁際や池際に直線的に束に植えているのをよく見かけますが、最近は日本の新築お宅なんかでも、同じような手法で見かけることが多いですね。(うちの近所をまわって写真撮ってきました…)
束に並んだトクサも綺麗ですが、小さい束のトクサがすっと伸びているのも綺麗です。
そんなトクサをグラフィックポスターにしたのはもう10年前。インテリアショップのコラボ商品として大人気だった「Wall Plantsシリーズ」の第4弾として販売していました。他のシリーズにくらべて印刷部数が少なかったので、いちばん早く完売してしまいました。
今回はPrints Plantsシリーズとしてジークレ出力版として再登場です。
大きさも少し小さくなるし、ポスターよりはインテリアアートとして、飾ることができるように、テキストロゴ部分をシンプルにデザインしなおしました。
前回のソテツ作品にも使用した“漢字”も、エキゾチックモダンな感じを演出しています。
そんなトクサのアートをお部屋にいかがでしょうか。
オンラインショップ
http://www.monstera-shop.com/?pid=106082310