仙台【元旦】スキー 〜スキー場から仙台平野一望〜
仙台の人ならおなじみの景色。象徴的な山「泉ヶ岳」
実家から車で40分足らずでいけるスキー場がある。
(仙台市は、100万人都市でありながら、海水浴場もスキー場も数十分で行ける、世界的にもすばらしい街だといつも思う。)
最近、恒例の元旦スキー。
天気予報もいい方にはずれて、いい天気。新雪で絶好のコンディション。
リフトに乗りながら振り返ると、仙台平野が一望できる。
仙台の中心街越しには蒲生、閖上などの津波被害がひどかった数十キロの長い海岸線が。
こちらの写真は、大規模半壊で住めなくなった実家や、その先には、今も仮設住宅暮らしが続いている、弟の奥さんの実家がある松島方面。
僕らがスキーに行ってるこの日に、まさに弟たちはその仮設住宅に行っている。
このスキー場も、昨年よりはだいぶ人が多くなっている。
仙台市内も復興需要で景気がいいところも多いらしい。
しかし、いまだに仮設住宅に住み、今後が全く決まっていないところもたくさん。
実家は、幸か不幸か、両親が震災直前に他界して空き家のため、直すかどうかきめていない。
震災以降、仙台に帰っても、ホテルか姉の家に泊めてもらう。
建て替えた友達の家、集団移転が決まった友達の実家。
前に進んでいるところと、そうでないところ。
そんな複雑な思いと、仙台平野の美しい景色を一望しながら、のんきにスキーしてきました。
今年は良い一年になりますように。
今年もよろしくお願いいたします。