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熱帯植物園温室シリーズ。今回は栃木県栃木市、みかも山の麓にある「とちぎ花センター」。
何度か訪れているが、このブログで紹介するのははじめてだ。

東北道を北上すると、佐野藤岡ICあたりで、突如現れる関東平野に浮かぶ島のような小さな山が、みかも山(三毳山)。
みかも山全体が、栃木県最大の公園「みかも山公園」として整備されている。
麓のあちこちに、公園の入り口があり、そのひとつにとちぎ花センターがある。

ここに、意外と侮れない?立派な温室がある。

立派に生い茂った蓮の池の横を通り、花センターのゲートをくぐると、いきなり「観賞大温室」が現れる。

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その反対側には植物販売所。

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奥には大花壇やバラ庭園、体験温室、育成用などの温室がならぶ。
全体の規模としても、かなり大きい植物園。

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大人400円の料金を払って大温室に入る。
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いい感じに高低差もあり、池や川が配置されている。

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モンステラもあちらこちらに植えられている。

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モンステラの花が咲いていた。
なんと、ときどき試食会があり、食べられるようだ。

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しばらく行くと、二つ目の池。

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ここではなんと、大オニバスに乗せてもらえる体験会をやっていた。ただし体重30kgまで…。

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こちらのモンステラは、穴のあき方が尋常じゃないタイプ。

さらに奥へ行くと滝が出てくる。
そして滝の裏側が通れるようになっている。

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トンネルの上には、立派なモンステラ。気根の滝も。
夢の島植物園とレイアウトが似ている。

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所々にこういう感じの演出が…
キッチュな感じ?
よく言えばアットホームな手作り感?
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大きな斑入りのモンステラも。
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モンステラは本当に至る所ある
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大温室を抜けると、サボテンコーナー。
このパターンも植物園の定番だ。

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なかなか見応えある温室だ。
大オニバスにはぜひ乗ってみたかった…。

温室を出ると棚にはヘビウリ。
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直販コーナー。
お買い得感のある物もあれば、結構値がはる物も。
室内には観葉植物がたくさん売っていた。もちろんモンステラも。
今ではモンステラの仲間ではないとされた昔で言うヒメモンステラが、ヒメモンステラのままで売っていた。
植物園併設であれば、正確にラフィドフォラ・テトラスペルマとして販売した方がよい気がするが…。
(最近は雑誌などでも「ヒメモンステラとかミニマとかで売られているが、それは間違いで全くの別種」という記述がよく見られるようになったが、そもそも近年までそれはわからず、海外で議論されだして、今に至ることも並記した方がいいんじゃないかとも思う。)

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おまけ。
時間があればみかも山(三毳山)登山もしてみるとおもしろい。
標高はたったの229m。
登山と言うよりは散歩だ。
アスファルトの道路が山頂付近まで張り巡らされており、お金を払えば、おもちゃの汽車のようなフラワートレインでも登れる。
しかし、舗装路とは別に、遊歩道もたくさんあり、こちらを歩くと、みかも山が結構岩山であることがわかる。

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斜度もきつく、いい運動だ。

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山頂付近には見晴台もあり、関東平野一望。この山が、関東平野の端であることがよくわかる。(右端に東北道。東京方面)

意外と知られていないのか、知られているのか…
近くには佐野プレミアムアウトレットもあり、
季節によっては、観光バスが何台も乗り付け、かなり混雑することもあるらしいが、この日は土曜日だが、地元の人が散歩するのんびりムード。
東京から車で1時間半。是非一度訪れて見るべし。