本棚を整理していたら、こんなのが出てきた。
「Newton増刊号・21世紀はこうなるpart2」
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まさにバブル崩壊寸前の1989年2月14日発行。
こういう記事は、あとで見るほどおもしろい。
「極超音速旅客機」や「大深度地下を利用したジオフロント」、「人工知能をもった電気自動車」「野菜工場」などは、実現しつつあるし、21世紀はまだ90年あるので、まだまだ開発が進むと思うけど、やっぱり、全く予想が外れたというか、予想もされていなかったのが、携帯電話とインターネットのようだ。
記事には「ISDNによるマルチネットワーク」と「CATV」しか書いていない。個人個人が手に持って歩く電話は、まったく予想に登場しない。
「ICカードによるプラスチックマネーの時代が来る」という記事もあるが、まさか、小学生から、おじいちゃんおばあちゃんまでちっちゃい携帯電話を持ち歩き、それ一台で、電車に乗って、買い物して、メールを送って、テレビ見て、ネットで世界中のWEBサイトを見てる時代が、21世紀始まって10年で訪れるとは全く予想できなかったのだろう。
イミダスで、93年あたりを境に「インターネット」という言葉が、1ページだった記事が、1年で何ページものコーナーになったのを覚えている。WEBのお陰で、イミダスすらいらなくなっちゃったけどね・・・
5年もたたずに予想が外れ、20年後には全く想像していなかったものが、いちばん生活にとけ込んでるとは・・・
20年後にはどうなっているんだろう。
予測年表に「2010年・家事ロボットの普及率が50%」となってるのが気になるところ。早く開発して〜。