伊勢神宮の旅【おかげ横町はテーマパーク】
この秋、念願の伊勢神宮へ行ってきた。
来年、20年ごとに建て替えるいわゆる式年遷宮があるので、いろいろな準備が進んでいた。新たな建物もだいぶできているのだろう、テントで囲まれた工事中のところがたくさん。
さらに、出雲大社が60年に1度行っている遷宮と、なんと史上初めて重なるらしく、盛り上げようとしているようだ。(いろいろあって今まで一度も重なってないらしい)
前から、伊勢神宮には、遷宮の前年と、ピカピカに建てかわった直後の両方に行ってみたかったので、今年行けたからには、来年も是非行って見比べたい。
ものすごく賑わっていたが、これでも3連休の直後なので、少なめとのこと。
苔むした屋根は遷宮直前ならではなのか?
石段を登った先に正殿が見える。正殿のかやぶき屋根もかなり傷んでいた。
鳥居の先は撮影禁止だ。
参道の途中に、河原に出られるところが珍しい。
神聖な場所と言うことで魚取りする人もいないせいだろう、ものすごい数の小魚が泳いでいる。
パワースポットに群がる人々・・・
とくになんの説明もなく、WEBで調べてもわからない・・・「籾だね石」と書いてるWEBサイトが多いけど、それはまちがいらしい。手をかざした人たちは「暖かくなる〜」と…
内宮のあとに外宮へ。これもやってはいけないことと書いてあったが・・・
伊勢神宮のことしか調べないで行ったが、予想外におもしろかったのが、おかげ横町とおはらい町。
とくにおかげ横町はまるでテーマパークだ。
細部まで作り込まれた門前町の建物と、入り組んだ路地に様々なお店。飲食、紙芝居広場、明治の洋館、射的場など、さまざまな仕掛けがある。
暑かったこの日は、すだれのアーケードが気持ちよかった。
昼飯は「豚捨」
ウィキで調べると、赤福の元社長の功績のようだ。
最盛期の1/20までに落ち込んでいた観光客を、街並み再開発を働きかけ、おはらい町の街並み復元によって、観光客数が復活させたらしい。
さらに、莫大な費用を投じて、おかげ横町をつくったとのこと。
おかげ横町ができたのが1993年という、まさにバブルの産物とも言えるタイミングだが、しっかりしたものをつくれば、関係ないという見本かもしれない。
さらに拡張するようで、新たな一角の工事が進んでいた。
ウィキには「入場料を徴収しないため、テーマパークではない」と・・・そういうものなのか。
来年、新しくなった伊勢神宮とおかげ横町に行ってみたいものだ。