神奈川県立近代美術館・鎌倉館(通称:カマキン)
カマキンこと神奈川県立近代美術館・鎌倉館が今月(2016年1月末)に閉館するらしい。
1951年坂倉準三のモダニズム建築。
鶴岡八幡宮境内にある土地賃貸契約満了と言うことらしいが、建築家達などの運動もあり、保存は決まったようだ。
コルビジェの弟子らしい、1階が池にせり出しながらもピロティーになっていて、中庭がある。
近代建築の5原則を思い出す。
その1階は大谷石がふんだんに使われていた。
中庭で、坂倉準三とコルビジェがならんでいる写真が残っているらしい。
同じ角度で写真が撮れるよう、二人が立っていた足跡と、撮影ポイントが記してあった。
コルビジェの足跡のほうが圧倒的に大きい。29cmの僕の足がぴったり。
ということでコルビジェのほうに立って写真を撮ってみたが…
床材も違うし、石像の向きも違うし……
新館への通路。あとから建った新館のほうが耐震性に問題があるらしく、閉鎖になっていた。