tetsuro oh!no(テツロー・オーノ!)

インテリアイラストレーター / ファッションイラストレーター / ネオボタニカルアート / モンステラマニア

仙台出身、東京・目黒区在住

9年間大手企業デザインセンター勤務後(インダストリアルデザイン)
2000年よりイラストレーターとしてフリーランスに。下記の3つのスタイルで作品を製作。

【tetsuro oh!no(テツロー・オーノ!)】

インテリアとファッションをテーマにしたフラットで平面構成的なイラスト。
マガジン、広告、様々な媒体の表紙、挿絵、音楽媒体のジャケットなど。
毎日広告デザイン賞(準部門賞)受賞(銀座松屋広告)(松屋百貨店150周年記念社史(書籍)に掲載)

【Alexander Illustrations(アレキサンダー・イラストレーションズ)】

60年代のファッションイラストレーター達を師と仰ぐ、デジタル&手書きでタッチのあるイラスト。
東京スカパラダイスオーケストラのCDおよびレコードのジャケットや、カシオ高級腕時計OCEANUSのWEBビジュアルなど。

【モンステラ・マニア】

なぜモンステラかは、下記のモンステラ・マニア年表参照。
モンステラを主役に、ミッドセンチュリーインテリアデザインと、インテリアにおける観葉植物の重要性を啓蒙するWEBサイトを2000年よりスタート。
同時にインテリアと植物をテーマにしたネオボタニカルアートを制作、販売している。
東京目黒通りにあったインテリアショップ「モダニカ/ケーススタディーショップ」とコラボレーションした植物モチーフのポスター「ウォールプランツシリーズ」が大ヒット。
インテリアショップ「プールアニック」とのコラボレーションラグデザインがエルデコ・インターナショナルデザインアワード世界ノミネート(インテリア・ラグデザイン部門)

全国の熱帯植物温室を紹介するコーナーと、それについて、WEBマガジン「TOKYO WISE」でコラムを連載中。
カーテン、ラグ、カーペットの「スミノエ」の広報誌「スミノエレポート」にて、表紙のイラストおよび、巻末のインテリアコラムを2005年より連載。14年続いている。(2019年時点)

【主な仕事】

(最近の仕事はインスタグラム、フェイスブック、ツイッターをご覧ください。)

広告等(東武百貨店、銀座松屋、カシオ、資生堂、花王、ルミネ、NTTドコモ、
NEC、東芝、J-WAVE、JT、ATSUGI、丸井インザルーム、スミノエ、
ミサワホーム、三井不動産、トヨタ自動車、ソニーエリクソン、
DHC、ソンープラザ、千趣会、TOSO、ヴァーナル、ノエビア、
グラクソ・スミスクライン、ファンケル、
Roland、JT、ワコール、ワールド、エアフランス、ロレアル、他)

雑誌(流行通信・エルデコ・モダンリビング・FRaU、style、
バイラ、メンズクラブ、JJ、MORE、LUIRE、婦人画報、
ハーパースバザー、Hanako、VOCE、Domani、Numero TOKYO、
インドアグリーンスタイル(商店建築)、趣味の園芸、TITLE、
リビングデザイン、ELLE、saita、カタロガー、モノ・マガジン、
みづゑ、東京カレンダー、beSure、ルームプラス、MdN他多数)

書籍カバーイラスト(講談社・光文社・集英社・アメーバブックス新社・等)
顔のない十字架・赤川次郎(光文社)
フリッパントライフ・甘糟りり子(講談社)(装丁含む)
月のリズムで“やせ日”がわかる・大山カオル(アメーバブック)

CDジャケット(フォーライフレコード、ヴィレッジエー(SONY系)、avex、
ユニヴァーサルミュージック、徳間ジャパンコミュニケーションズ他)
東京スカパラダイスオーケストラ、J-Squad、Mrs. GREEN APPLE、ビル・エヴァンス(ベスト盤)
コモエスタ八重樫、東京パノラママンボボーイズ、コンピレーション、アルバム等いろいろ。
ハウスコンピレーション等、他いろいろ

映像
TV(BSフジ)ドラマオープニング
東芝ノートパソコン25周年広報ムービー

WEB広告等
新宿ルミネクリスマススペシャルWEBサイト等
東芝ノートPC標準搭載アート壁紙等
NEC携帯電話標準壁紙等ムービー

その他
目黒通りインテリアまつりポスター

【個展等】

インスタントカフェ(恵比寿)
ゴーゴーラウンジ(原宿)
マザームーンカフェ(神戸)
リビング・デザインセンターOZONE(新宿)
美濃和紙の里会館(岐阜)
ライフイズピーチィ(金沢)
カフェサニードロップス(仙台)
Singカフェ(北青山)
モダニカ東京ショールーム(目黒)
未来画廊(六本木)
かねたや ROOM DECO(幕張)

【受賞歴】

  • 2005エルデコ・インターナショナルデザインアワード
    世界ノミネート(インテリア・ラグデザイン)
  • 2007毎日広告デザイン賞(準部門賞)受賞(銀座松屋広告)

【過去のインタビューや取材】

  • ルームプラス(雑誌・白夜書房2001年 インタビュー)
  • インターFM(ラジオ2002年・WEBサイトの紹介)
  • Yahoo(WEBサイト2002年以降・WEBサイト紹介)
  • フラスタイル(雑誌2002年・WEBサイトの紹介)
  • メンズEX(雑誌・世界文化社2003年 いい男77テクNO.44「モンステラ」インタビュー)
  • モダンリビング(雑誌2004年・インタビュー)
  • B.R.SHOP(WEBサイト2005年以降・インタビュー)
  • サクセス・ワーク・スタイル(書籍2006年・インタビュー&仕事場紹介)
  • 日経流通新聞(新聞2006年・インタビュー)
  • PICT-WEB(WEB2006年・インタビュー)
  • 知っとこ(地上波全国放送TV2006年・インタビュー&紹介)
  • 毎日新聞スペース(業界紙2006年・インタビュー)
  • 趣味の園芸(NHKテキスト2007年・インタビュー&部屋紹介)
  • BRUTUS(2008年インタビュー・部屋紹介)
  • 北欧テイストのインテリアと雑貨(学研インテリアムック2013年イラスト・部屋紹介)
  • 昭和インテリアスタイル(書籍2019年・部屋紹介)

年表

1990年代・ミッドセンチュリーデザインブームでモンステラに魅せられる

古いインテリア雑誌や、古いインテリアが載っている本を見まくっていると、あちこちに登場する変な形の観葉植物が気になり、調べると「モンステラ」とわかる。ここからモンステラにとりつかれる。

2000年・「モンステラ・デリシオーサ」活動開始(イラスト・観葉植物・DJ)

イラストレーターとして独立。「モンステラ・デリシオーサ」を名乗り、イラストのアイコンとする。 ミッドセンチュリーインテリアのイラストに必ずモンステラを描くというスタイルを確立する。

しかし世の中は大ガーデニングブーム。インドアグリーンはマイナーとなり、観葉植物店に行っても店員がわ知らないなど「モンステラ」という名前は忘れられた存在であった。

青山オージャスラウンジにてコモエスタ八重樫氏を迎えてDJイベント開催。
反響が大きく、オージャスラウンジの土屋氏の誘いで、その後ハスキー中川氏とDJイベントを月1回開催。

2001年 ・恵比寿のインスタントカフェで初個展、WEBサイト「モンステラマニア」スタート

恵比寿のインスタントカフェで最初の個展。展示しながらラウンジDJ。
雑誌の編集者や業界関係者が多く集まるカフェであったこともあり、すぐに注目され、ファッション雑誌「流行通信」とインテリア雑誌「BE SURE」でほぼ同時にイラストレーターとしてデビュー。

当時のインテリアで、あまり重要視されていなかった観葉植物を啓蒙するために、モンステラだけではなく様々な観葉植物を紹介するポストカードセット(「モダンリビングプランツ」10枚セット)を制作。50年代はゴムの木、60年代はモンステラ、70年代はフェニックス等、80年代はベンジャミン、90年前半はパキラ、90年後半はクワズモ・・・というように、観葉植物にも流行があることを広め、インテリアスタイルにあった植物のコーディネートを提案する。

これらを啓蒙するWEBサイト「モンステラマニア」をスタート。

すぐに反響があり、雑誌、ラジオ、新聞などで取り上げられる。
大流行中だったミッドセンチュリーインテリアブームにも乗って、様々なインテリア業界からも声をかけられる。メディアに取り上げられるに従って、観葉植物にも再び脚光が集まる。

2003年・「ウォールプランツシリーズ第1弾」ポスター発表

それまで、モンステラと言えばハワイアンデザインくらいしかなく、ほとんどはアロハシャツなどのテキスタイル向けな民族的なデザインか、写実的なデザインしかなく、モダンなデザインは全く存在しなかった。 もっとモダンにモンステラの葉を図案化しようとしていた頃、インテリアショップ「モダニカ」とのコラボレーションとして大ヒットすることとなる「ウォールプランツシリーズ第1弾」のモンステラポスターを制作。大ヒットする。(販売枚数シリーズ合計数万枚)

2005年・エルデコ・インターナショナルデザインアワード! モンステラ大ブーム

前年の2004年にインテリアショップ「プールアニック」とコラボレーションしたモンステラ・ラグを制作。
2005年。そのラグが、エルデコ・インターナショナルデザインアワード2005の部門別で日本代表に選出。世界ノミネートされる。
これ以降、モダン路線のモンステラ柄のラグ、クッションなどさまざまなアイテムが巷にあふれだす。デザインの著作権侵害も多く、悩まされる。

観葉植物業界でも、モンステラが大ブーム。

観葉植物業界でも、モンステラが大ブーム。中でも「根上がり」「幹上がり」という仕立てのものが大流行。

古いインテリア写真にあった仕立て方(太い幹がひょろひょろと伸び、その上に2枚しか葉が付いていない)にショックを受け、それをWEBサイト「モンステラマニア」で紹介。

鹿児島・指宿の栽培関係者が「モンステラマニア」を見て、ひょろひょろなので今まで捨てていたというものをインターネットで売り出したところ、大ヒット。指宿から関係者が、モンステラマニアと業務提携しようと訪れたが、実現しなかった。

このブームは、観葉植物業界紙でもニュースとして取り上げられた。

2006年・テレビ出演でまたモンステラブーム!?

全国放送情報バラエティ番組で紹介される。それまでも、ラジオ、TV、雑誌でモンステラを紹介されたが、テレビの反響は、大きいものだった。

2011年・東日本大震災で実家が被災

2016年・Alexande Illustrationsの本格始動

ずっと温めてきた新たな画風を本格始動。“アレキサンダー”の名は、ミッドセンチュリー期の有名なインテリアデザイナー「アレキサンダー・ジラード」から。また国籍不明のイメージにしたかったことから。
新人に立ち返るつもりで、tetsuro oh!noとは別の謎の人物を雇っている体で活動している。

2018年・Alexander Illustrationsが東京スカパラダイスオーケストラのCDジャケットをてがける。

2019年 松屋百貨店の創業150周年記念社史に毎日広告デザイン賞(準部門賞)の作品が掲載される。

アーティストサイト
https://monstera.jp/
モンステラ・マニア
https://monstera.jp/mania/
オンラインショップ
http://www.monstera-shop.com/