2000年代に、目黒通りにあった人気インテリアショップ「モダニカ」。アメリカ、カリフォルニアの有名なミッドセンチュリーデザインインテリアショップ「モダニカ」を日本に持ってきて、90年代後半からの目黒通り、ミッドセンチュリーインテリアブームの火付け役のひとつとして人気だった。
僕が会社を辞めてイラストレーターとして活動し始め、同時にモンステラ、インテリア観葉植物を広めるべく、モンステラマニアのWEBサイトを開設したころ、当時はインテリアブームであったにもかかわらず、今では考えられないくらい観葉植物冬の時代。
モダニカのオーナー須田氏は、他に、その隣のアールデコモダン、青山骨董通りのミッドセンチュリーモダン、同じく青山のケーススタディーショップなど、ミッドセンチュリーデザインを軸とした数々の人気インテリアショップを開いていた。そんな須田氏に、「モンステラ、モンステラとさわいでいるイラストレーターがいるよ」と、ある人が僕を紹介してくれた。ミッドセンチュリー時代に一世を風靡したモンステラ、インテリアにおける観葉植物がもっと注目されるべきなどと話が盛り上がり、観葉植物をテーマにしたポスターを製作することになったのが「WALL PLANTS」シリーズだ。

第1弾のモンステラの葉を大胆にレイアウトしたオレンジ色のポスターが瞬く間に人気となり、モンステラの写真にファイヤーキングのジェダイ色をあしらった第2弾。第3弾のアガベ、第4弾のトクサと、すべて人気で、テレビcmやテレビドラマ、バラエティー番組などの小道具に使われたりなどもした。
WEBサイト「モンステラ・マニア」も数々のメディアに取り上げられ、テレビ出演もさせていただいた。

リーマン・ショックを境に、目黒通りも様変わりした。多くのインテリアショップがなくなり、また新しいショップがどんどんできた。オーナが変わったものも多い。ちなみにモダニカは代理店が変わったが、須田氏のアールデコモダンは同じ場所に健在だ。おそらくトップクラスの老舗だろう。
しかし、「WALL PLANTS」シリーズは残念ながらしばらく続編はストップし、在庫もほぼなくなってしまった。

ずっと新しいポスターシリーズは模索していたが、ついにこの度完成。オンラインショップで販売を開始する。


落ち着いた赤をベースに、深いブルーの葉を重ねた、前回を踏襲するレイアウトデザイン。
葉の形は以前よりリアルな大型のモンステラの葉。

落ち着いたマットな厚手の紙に、赤も青も特色印刷。4色分解のドット印刷ではないので、発色も良く、風合いも良い。なにより、2色が重なった濃い部分、抜けた白、それらの色味の変化したデザインが、ミッドセンチュリーデザインにもぴったりマッチ。
まわりの白い余白も広く取っているので、前のWALL PLANTSの時のように額に入れても隠れることがない。
是非、あなたのお部屋にも1枚どうか。


サイズはB2サイズ。シートのみでも、シートだと丸めての発送なので、額付きでも販売しています。また、100枚単位で卸販売もします。サンプルも20枚くらいついて、かなりお得な価格になりますので、お問い合わせください。

PRINTS PLANTSポスター ” monstera deliciosa P19 ” RED & BLUE
サイズ:B2
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