'90年代初頭、現状の音楽に飽き足らずラテン音楽の復興を目指し東京パノラママンボ ボーイズを結成、メジャーデビューを果たし一時代昔のマンボのリズムで話題をまき、その独自のDJスタイルでロンドンのクラブサーキットにも進出、東京でも昭和スタイルの唯一無比のDJとして活動する。3年後にはあっさりラテン音楽から手を引きソフトロック指向のユニット5thGARDEN結成。じょじょにソフトロックからラウンジまで幅広いDJスタイルへと移行。しかし'90年代末より再びラテン音楽を意識、古めかしいマンボサウンドを強烈なデジタルビートにのせたユニットCOMOESTASやJet Ropezを始動、2000年にはピチカートファイブなどと共にヨーロッパ4カ国のDJツァーを成功させている。幾つかの作品はインディーではあるがドイツやイタリアでもリリースされた。現在、東京のクラブシーンではラウンジ系DJ、また元祖和モノDJとしても活動。その間、リミックス作品やプロデュース作品、貴重な日本の古い音源の復刻CDも数多く手掛けている（ディスコグラフイ参照）。
2004年よりピアニスト福原まりと組んだSINCEというユニットで、いかに自然なサウンドを作れるかという新しいサンプリングミュージックを模索中。今までのダンスミュージックとは一味違った「憩」サウンドを追求している。「BGM vol.1 for MODERNICA」と「REMIX vol.1 for MODERNICA」で新曲を発表しているが、現在はさらに発展させたスタイルを目指し実験をくり返している。その為に南房総の田舎町に仕事場を移し、波の音や鳥のさえずりを聞きながらの憩の生活もスタート。その憩ぶりはイコイストとして「long life design」誌で連載コラムで読み見る事ができる。
またライターとして長年続いている「コレクター」のコラムを始め音楽雑誌以外にもインテリア愛好家として出筆。中でも「エルデコ」「アクシス」から「リビングデザイン」に引き継いだ「モッドイースト」という写真とコラムページでは過去の日本のモダン建築への異常なこだわりを見せている。連載終了と共に再編集「モッドイースト」単行本を発売。
tetsuro oh!no(monstera deliciosa) ●イラストレーター、グラフィック＆プロダクトデザイナー
「コモエスタの部屋」をご覧の皆さん、こんにちは。このwebサイトを制作・管理しているoh!noです。このwebサイトをつくったのは、もう4年くらい前になるでしょうか。その以前から、八重樫さんのDJプレイに魅了されていた私は、ほとんど追っかけのごとく、八重樫さんの出演するイベントに足を運んでいました。
大箱で、大勢の客を朝まで踊り狂わせたかと思えば、本当に、ここへ八重樫さんが来るのか、というような小さなバーで、密かにレコードをかける八重樫さん。しかも、ラテン、和モノ、フレンチ、ブラジル・・・あらゆるジャンルのDJとイベントをこなす自由なスタンスと、音楽に対する情熱に引かれ、いつしか、八重樫さんがDJをするところにしか行かなくなっていました。神出鬼没？ともいえる、八重樫さんのDJスケジュールを把握するものがない！・・・という理由から、ほとんど自分のために、ファンサイト「コモエスタの部屋」がスタートしました。
幸い、八重樫さんご本人にも気に入っていただき、DJスケジュール、コラム、イベントレポートなど、いつも最新情報を提供くださいました。このサイトを見ているほとんどの人が、“公式サイト”だと思って、仕事のメールもたびたび。もうどっちだかわからん・・・ということで、トップページには“"Hunofficial" site”（アンオフィシャルと半オフィシャルをかけていたのですが・・・）と表記していたのは、お気づきだったでしょうか？
このたび、ますます限りなくオフィシャルサイトに近いファンサイトとして、パワーアップ！
また、私が、音楽以上!?にそのセンスに魅了されてきた、インテリア愛好家としての八重樫さん、とのコラボレーションサイト「裏モッドイースト」も充実させていきますので、どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。(2004.1)
