頼む方も頼む方だが、仕事を受けた私もどうかと思う。何故なら、それまで作曲などしたこと無いし、勿論楽器も演奏出来ない私にどうしろと云うのでしょう。コンピューターで音を作り始めたのは、まだまだ先の事。それでもでっち上げた曲は最低の打ち込みサウンド?おまけにTVのデレクターだかレコード会社の人だか誰だか忘れたけど、その人の意見を聞き過ぎて訳のわからない歌謡ラテン、それもクインビアという不思議な曲となった。それでも親の影響で歌謡曲好きの神田君は中々の歌声を聞かせてくれます。この曲はTPオーケストラでインストナンバーで再録しました。そちらはまあまあの出来ですが、作詞をした放送作家チームの「謎のクンビア集団」というダサい名前がTPのアルバムにクレジットされることとなってしまった。A面にあたる「涙の停車場」の作者は高浪敬太郎氏。こちらは良い出来の演歌風楽曲です。